表題作極道と恋と代償
- 攻橘高浩進
- 蕎麦屋の常連だった橘組の組長
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- 受織坂一哉
- 元蕎麦屋のレストランの店員、28歳
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あらすじ
蕎麦職人だった一哉(かずや)は養父の遺言で、息子の亘(わたる)にこき使われていた。ある日亘が事件を起こした時、助けてくれたのは、かつての店の常連で極道の橘高(きったか)だった。その礼に出向いた一哉は、なぜか自分自身を代償として橘高に差し出すことに!? 自分にそこまでの価値はないと、何度も彼のもとを訪れる一哉。その日々は不思議と穏やかだった。しかし、亘の策略で再び身体を売ることになった一哉は、それを知り激昂した橘高に蹂躙される。突如冷酷になった橘高の気持ちが分からず、苦しむ一哉にさらなる事件が——!?
(出版社より)