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表題作花宵坂に恋が舞う

梅本篤也
28歳,義太夫
吉川直規
22歳,文楽の人形遣い

その他の収録作品

  • 想い募る夏の宵坂
  • 情熱は秘して語らず
  • あとがき

あらすじ

時に激しく時に切なく、義太夫節(ぎだゆうぶし)を語る篤也(あつや)。
その声を聞くと、直規(なおき)は胸を締めつけられる心地がする──。
若手人形遣いの直規は、篤也の師匠・勘大夫(かんたゆう)のもとに、
ある事情から一時的に身を寄せることになった。
篤也とも一緒に暮らせば、彼の声に緊張しなくなるかも、と思う直規だったが、
桜舞う相合坂(あいあいざか)を二人で降りた夜、
胸のドキドキの正体に気付いてしまい……?

文楽の世界ではんなり花開く、浪花の恋のものがたり

(出版社より)

作品情報

作品名
花宵坂に恋が舞う
著者
絢谷りつこ 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403523069
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