表題作羨望と恋
- 攻三木江
- 受様の隣室に越してきたシナリオライター
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- 受国生一仁
- 旧家嫡男で百貨店のお得意様サポート担当
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あらすじ
旧家の「お坊ちゃん」として育った国生一仁(こくしょうかずひと)は、その重圧から逃れるように一人暮らしを始めた。だが、厳格に育てられたため、他人と打ち解けることができず、会社の同僚の些細(ささい)な言葉や人間関係に悩んでばかり。そんな国生の隣の部屋に、粗野(そや)な外見で鋭い目つきのシナリオライター・三木(みき)が引っ越してきた。自分の悩みを真剣に受け止め、励(はげ)ましてくれる三木の優しさに触れ、国生は少しずつ変わっていくのだが……。
(出版社より)