表題作ルートヴィヒ2世 下
- 攻ルートヴィヒⅡ世
- バイエルン国王
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- 受ホルニヒ
- 馬丁官
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その他の収録作品
- ラインの黄金
- 憂愁のジークフリート
- 王なき王城 白鳥は語る
- 裁きの樫
- すべて世の上に神はあり
- ルー様を訪ねてⅢ
- あとがき
あらすじ
バイエルン王国がドイツ帝国に併合された19世紀半ば。自分ひとりのためだけに歌劇や芝居を上演させ一生独身を通した、美貌のバイエルン王・ルートヴィヒII世は豪奢な夢の結晶・ノイシュバーンシュタイン城の中でひとり、夢と現のはざまを彷徨っていた。「私はすべてにおいて永遠の謎でありたい」そう遺したルートヴィヒII世の物語は、いま終演の時を迎える──。