昭和初期、万歳黎明期の大阪に花開く、興行師×藝人の恋。

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表題作頬にしたたる恋の雨

瀬島頼秋
寄席・演芸場主人、30代半ば
妻夫木百舌こと絹谷 文彦
元三流落語家の万歳師

その他の収録作品

  • 恋風
  • 心掟
  • あとがき

あらすじ

寄席を解雇された落語家のもず・こと文彦は、寄席の主・瀬島から万歳(まんざい)への転向を勧められる。
その頃、万歳は落語より格下に見られていた。
抵抗を覚えつつも、台頭し始めたばかりの“新しい万歳"を
理屈抜きで面白いと感じた文彦は、気の合う相方も得て万歳の道を歩み出す。
同時に、時に厳しく時に優しく己を導いてくれる瀬島に恋情を抱くようになり……?

(出版社より)

作品情報

作品名
頬にしたたる恋の雨
著者
久我有加 
イラスト
志水ゆき 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
頬にしたたる恋の雨
発売日
ISBN
9784403523090
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