表題作チョークの橋
- 攻六藤千聖
- 6年来の恋人でバーテンダー
-
- 受波多野仁
- ゲイを隠す会社員
-
あらすじ
波多野仁と六藤千聖は高校時代からの付き合い。
人目を恐れつつも、小心者の己にしては結構上手くやっていると仁は思っていた。
社会人となった春、仕事で花見の場所取りに赴いた仁は、中学の同級生の城崎由高と再会する。
親しげに話しかけてくる由高と昔話をするうち、仁の胸には中学時代の思い出と、かつて告白した中村宗介との記憶が去来して-。
歩田川和果が描く最新作は、過去と現在に思いが渡る、臆病だけどどこか愛おしいストーリー。