表題作赤い絆
- 攻刈谷俊英
- 23~26
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- 受和泉京介
- 12~15,占師
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あらすじ
色素の薄い肌、髪、恐ろしい程に整った顔立ち。そして何よりもすいこまれそうな瞳──。
大失恋した刈谷俊英が親友の東郷と安奈に連れられていった先で出会ったのは、神秘的な魅力をたたえた美しい少年だった。
その少年、和泉京介は古来伝承の不思議な力をもって依頼者の未来を見る「先見」。政財界の重鎮にも大きな影響を与える。
その能力のため、常に付き人が侍る京介はまさに感情を持たないカゴの鳥。そんな京介が視た運命の人物とは──。
一方、京介に興味を持ち人間らしさを説く刈谷に付き人の神林はただならぬ敵愾心を燃やし…。