空を飛べるなら

スポーツ誌の専属カメラマンの森和彰はモーグルの大会で見つけた高校生のコウタを密着取材することになった。
無口で無愛想なコウタは性格に似合わず、派手なエアトリックを飛ぶ。
取材をかさねるうちだんだんうちとけてきた和彰とコウタだが、試合中コウタは転倒してしまいそのショックからエアが飛べなくなってしまった。
仕事と人情に挟まれた和彰は自分の気持ちが微妙なものだと気がついた…。