表題作魔王と誓いの口づけ
- 攻ネロリ
- 魔王の三男坊なのに王位継承者に指名される
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- 受ティエン
- ネロリの専従の執事
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あらすじ
ティエン、好きだよ。俺の心臓が動いている限り、ずっとだ
高位の悪魔にとってキスは特別な意味を持つ。
そのため専従執事のティエンに戯れにキスを迫っては、全力で諫められるネロリだったが…。
面倒を嫌い自由を愛するネロリは、魔界の第三王位継承者の立場を顧みず、人間界で放蕩三昧。
たまに城に帰っては、自分に想いを寄せる専従執事のティエンにちょっかいを出していた。
口説けば初心な反応を示すくせに、どこまでも従者であろうと必死なティエン。
そんなティエンを愛しく思うネロリだったが、のっぴきならない事情から急遽王位を継ぐことに。
しかし、それを面白く思わない者たちから命を狙われ、その標的はティエンにも及んでしまい――。