表題作カフェオレ・ランデブー
- 攻平北誠
- 喫茶店の店員,バックパッカー,24歳
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- 受久能一眞
- 企業の社内翻訳,29歳
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あらすじ
29歳の誕生日、恋人の笹野が既婚者だったことを知ってホテルを飛び出した久能。やけ酒をあおった帰り道、「純喫茶・東風」の看板を見つける。笑顔の可愛らしい年下のバリスタ・平北に出されたのは、「疲れを癒す、悲しみの溶けるコーヒー」だった――。美味しいコーヒーと平北の存在に癒される穏やかな日々。徐々に平北への想いを募らせる久能だったが、笹野との苦い恋の記憶が久能の心に陰を落としていた……。そんなとき、笹野の妻を名乗る女性が現れて! ?