貴方の子供でいる。それが、僕の恋の伝え方だと思った――。

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表題作したたる恋の足跡

澄見孝太郎
27歳,フリーライター,千空の義父
澄見千空
17歳,幼い頃に澄見に引き取られた高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

貴方に拾われた日から、僕の人生の「おまけ」は始まった――。
身体を売るか、子供のまま死ぬか。そんな世界で生まれた干空は、ある時、ライターとして各国をめぐる澄見に拾われる。その大きな温かい手に甘えることを覚えていく干空は、感謝を身体で返そうとするが、その度に澄見は少し困って笑うのだった。やがて千空の想いは恋へと変わるが、澄見の満たされることのない渇いた、しかし貪欲な心に初めて触れた時、あふれる想いを閉じ込める決意をする――。

作品情報

作品名
したたる恋の足跡
著者
葵居ゆゆ 
イラスト
ビリー・バリバリー 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861347481
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