傷つけたいわけじゃない。 ……ほんとは、おまえと話したい。

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表題作きみはいつか、ぼくの声をきく

芝山実波
他校からの転入生
春日真幸
精神的な理由で声が出せない高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

真幸は精神的な理由で声が出せない。
幼馴染みの純太に助けられてきたけれど、ある日、「好きで面倒を見ているわけじゃない」という彼の本音を耳にしてしまう。
喪失感の中、真幸の世界へ入りこんできたのは、不良と噂される転校生の芝山実波。
「声を聞かせろ」と迫る彼は強引なくせに、時々さみしげな顔をする。
戸惑いながらも距離を縮めていく二人だが、なぜか、辛辣な言葉を吐いたはずの純太は、真幸に近づく実波を許そうとはしなくて――。
青少年の心が織りなすセンチメンタル・グラフィティ。

作品情報

作品名
きみはいつか、ぼくの声をきく
著者
中庭みかな 
イラスト
木村ヒデサト 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
レーベル
ローズキー文庫
発売日
ISBN
9784861235795
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