初めての胸苦しさを恋だなんて知らなかった――。

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表題作初恋の、それから

小松崎有馬
高校一年~三年 15~17歳
爾志千冬
高校三年~大学二年 17~19歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

一人が好きなわけじゃないけど、心配されたくなくて一人でいる泣き虫の有馬と、他人に興味がないと言い、独りでいる爾志。
周囲になじまない自分たちを心配する先輩の吉原を安心させるために、爾志と行動を共にすることを選んだ有馬は、話をするうちに、
爾志が本当に、わずかな好きなもの以外、関心がないことを知って……。

幼い頃から泣き虫で、か弱く見られてみんなから守られてきた有馬は、高校入学を機に誰にも頼らず一人で強く生きようと決意するが、先輩の吉原に泣いている姿を見られてしまい再び世話を焼かれるように。そんな時、有馬は吉原の友人で綺麗だが無愛想な男・爾志から「ぼっち同士一緒にいれば安心するだろう」と提案される。爾志は人に興味がなく、独りが好きなのに吉原に構われて困っていたと言う。しかし、爾志と話をするうちに、爾志が本当に、わずかな好きなもの以外、関心がないことを知った有馬は胸の痛みを覚えるが――。

作品情報

作品名
初恋の、それから
著者
渡海奈穂 
イラスト
小椋ムク 
媒体
小説
出版社
蒼竜社
レーベル
Holly Novels
発売日
ISBN
9784883864409
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