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表題作天狗と神隠し

朝倉冬征
林業作業士,25歳
水篶(みすず)
天涯孤独の天狗

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

――愛してるよ。お前が思うよりずっと、深く愛してる
天狗の水篶は、かつて少年の冬征を助けた。冬征が成長するにつれ二人は想いを寄せ合うようになるが、天狗の体液は人間の毒で…。

「水篶を裸にして、隅から隅まで見て、探検して、思いっきりいやらしいことをして……そんなことばっかり考えてるよ……」――天涯孤独の天狗・水篶は、山で迷子の少年・冬征に出会う。天狗と人間は共に生きることはできないと知りつつも、二人でいる日々はとても楽しかった。やがて成長するにつれ、冬征は水篶へ一途な想いをぶつけ、水篶もまた彼を愛しく想うように。しかし、冬征の精液は水篶の糧となるが、その逆は毒。そのため、最後の一線を越えられずにいた二人だが…。

作品情報

作品名
天狗と神隠し
著者
高尾理一 
イラスト
南月ゆう 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
天狗の嫁取り
発売日
ISBN
9784576151250
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