ぼくが拾ったのは、ずぶ濡れの男のひとでした。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作愛の果てから

泉水(東条馨)
27歳,東条家当主
夏芽
16歳,村の下働き

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

この幸せは 本物じゃないと わかってる
天涯孤独な少年・夏芽が川で助けたのは、記憶を失った紳士だった。
戸惑う彼を泉水と名付け、一緒に暮らし始める夏芽。
徐々に泉水は心を開き、いつしか二人は愛し合うように。
貧しいながらも幸福な日々。だが、それは儚い幻だった。
泉水が記憶を取り戻した時、幸せは音を立てて崩れた。
豪奢な館で再会した泉水は、夏芽が知っている泉水ではなくなっていた。
消えてしまった恋人の面影を追う夏芽は、向けられる冷酷な視線の中に、彼の苛立ちを感じて――。

作品情報

作品名
愛の果てから
著者
弓月あや 
イラスト
テクノサマタ 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773087987
PAGE TOP