表題作狐の婿取り-神様、危機一髪の巻-
- 攻香坂涼聖
- 診療所の医師
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- 受琥珀
- 幼い妖狐、陽と暮らす狐神
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あらすじ
「こはくさま、げんきになるよね」
狐神の琥珀は医師・涼聖と結ばれ、チビ狐の陽と三人で仲睦まじく暮らしていた。
村に雨が降らない日が続くことを不思議に思っていたが、それはやがて集落の人々にまで影響を与えるように。
そして、意を決した琥珀が雨乞いの舞いを踊った時、一撃の雷によって琥珀の魂は引き裂かれてしまう。
肉体はかろうじて留められたものの、訪れない目覚めの時。
涼聖は琥珀を救うため、災いの元凶がいると思われる沢に向かうが――。