　「俺とお前は、契約したんだ」
　――職も家も金も、たった一日で全て失ったミュージシャン・純史。そんな時、偶然再会した元同級生・啓太は、羽振りの良い生活を送っている様子だった。
　純史が苦境に立たされていると知った啓太に「寝床と仕事、どっちも探せる場所を教えてやる」と連れていかれたのは、音楽業界のゲイばかりが集まるバー。
　そこに現れたのは、売れっ子ミュージシャン・凛音≪りお≫だった。
　そして啓太がある男性のヒモとして生活していることを知る。誰かのヒモになれという啓太の提案を、ノンケの純史は拒否するが、酔い潰れてしまい、目が覚めると凛音にフェラチオをされていた上に、凛音のヒモになる契約を結んだと言われ……！？