表題作ノエル
- 攻アレックス
- 34歳,アメリカ人翻訳家
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- 受ノエル
- 15歳-16歳,攻に拾われた日本人の少年
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あらすじ
終戦後、家族も記憶も失くし生きるのに必死だったところを、
アメリカ人の翻訳家・アレックスに拾われたノエル。
アレックスは、人間に興味がなく、美しいものだけを愛す変わり者ではあったが、
ノエルは、自分に名前を与え、光ある温かい世界へと救い出してくれた彼こそが
神だと心酔し生きてきた。
本能的に彼の望むように振る舞う癖が身についていたノエルだったが、
成長とともに、アレックスの理想である「美しく無垢なノエル」と
本当の自分がかけ離れていくのを感じ苦しむようになり……。
クラシカルダークロマン。