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表題作この世の果てまでも

最上翔馬
受の元教え子で実業家,23歳
麻生俊彦
中学教師,29歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

抱き締めてよ、せんせい……でも、オレを見ないで
教師の俊彦の前に現れた、かつての教え子・翔馬。すべてを奪われながらも絶望の中で生にしがみつく俊彦と、彼に妄執を抱く翔馬の最果ての恋。

俊彦って命汚いヤツだよ。自分に甘くて逞しいんだ――結婚を控えた中学教師・俊彦の前に現れた翔馬。
肉親の愛に餓えていた教え子の想いを踏みにじり、若気の至りとはいえ過ちを犯した俊彦に、翔馬はいまだ妄執を募らせていた。
若き成功者である翔馬は無慈悲な知恵と無尽蔵の財力を振るって俊彦を追い詰めていくが…。手酷い仕打ちを受けてなお消えぬ愛しさ。
この子を愛そう――連綿と続く業を知り、俊彦の想いは静かな覚悟へと変わっていく…。

作品情報

作品名
この世の果てまでも
著者
水無月さらら 
イラスト
宝井さき 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576160658
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