表題作犬神奇談
- 攻天本森・推理小説家兼術師
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- 受琴平敏生・天本の助手で精霊の血を引く少年
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あらすじ
御参リ、行ク。御社ニ。御参リ、行ク――。たまにはのんびり骨休め、と冬の四国を訪れた天本と敏生。そこでめぐりあったものとは……!?闇を切り裂くネオ・オカルト・ノベル最新刊!「……いた。あそこです」その声に、敏生も天本も龍村も目をあげ、そして息をのんだ。星も凍るような寒夜。静まりかえった裏庭に、じっと立ちつくして。やがて、つぶやいたのは、誰だったろうか。「……あれが……」彼らの目に等しく映っていたもの――それは、首のない大きな白い犬の姿だった……。最新刊、ネオ・オカルト・ノヴェル!