表題作プリンスの愛人(こいびと)
- 攻西園寺美冬
- 17歳,綾小路学園,四天王の一人
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- 受綾小路遙
- 16歳,副生徒会長・通称「プリンス」
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あらすじ
「キス……じょうずだね。すごく官能的だった……」すべてにおいて極上の男『帝王』を兄に持つ綾小路遙。彼もまた鳳学園の『プリンス』として周囲に慕われている。そんな遙が想いを寄せているのは──兄・静の無二の親友であり、静と並び立てるほど美麗優秀な男、西園寺美冬だった。だが美冬は遙の気持ちを知ってか知らずか、桜の下で、バスルームで…と、遙を煽っては妖しく淫らにHなことを仕掛けてくる。「かわいいな……遙は」「俺をかわいいなんていったの、あんたが初めてだよ」果たしてプリンスの恋の行方は…?