あらすじ
「……変わってると思いました?」「いや、可愛いと思っただけだ」 人を敬遠させてしまうほどの、天才的な頭脳と類希なる美貌――。そんな、天が二物を与えたもうた若き教授・佐伯光稀にも悩みがあった。それは、人並みの『快感』を得たことがない、ということ。常々『普通』というものに憧れる光稀にとって、それはとても大事なことなのだ。そんな時、ふとした偶然から、そのことを一人の男に知られてしまった! 警察官である彼・仲嶺誠吾は、こともあろうにそれをネタに光稀を脅迫……のはずが、光稀は誠吾が“指導”してくれると勘違いしてしまい――!?