表題作砂漠の愛奴隷
- 攻アシュラフ
- 中東カマール国の王子
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- 受水城響貴
- バイオリニスト
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あらすじ
バイオリニストの水城響貴がかつて誰よりも愛し、だが身分違いのため身を引いた人──中東カマール国の王子、アシュラフ。三年ぶりに再会した彼が結婚すると知った響貴は心の痛みを抑えてカマールへの招待を受けるが、豹変したアシュラフに囚われてしまう。アシュラフは響貴が自分を捨てたと信じ、三年前とは別人のように激しく冷酷な男に変わっていた。愛の欠片もなく、ただ復讐のために抱かれ乱される日々──アシュラフへの変わらぬ想いを頑なに隠しながらも、響貴はそばにいられることに切ない幸福を感じていたが……。
出版社より