表題作としうえのひと
- 攻鳥居功太郎
- 大学生,22歳
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- 受今村要
- 喫茶店のマスター,33歳
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あらすじ
喫茶店のマスター・今村要と常連客の大学生・鳥居功太郎は、それぞれジャンルは違うものの夢を追いかける者同志として交流を深めるうち、いつしか体の関係を持つようになった。だが外見こそ若々しいが、実際には自分より11も年上である今村の気持ちを掴みかねる鳥居は、慣れない恋に懊悩するばかり。恋しい人の真意をなんとか確かめたいと、いつもとは違う早めの時間に店を訪れた鳥居が見たのは、見知らぬ中年男と親しげに話す今村の姿だった。 「あれは誰なんですか、今村さん」。男の正体を聞いて鳥居は文字通り絶句した--。(パトロンでパパだって…!?) 嫉妬と独占欲に苛まれた鳥居がとった行動とは--?