表題作至福の庭~ラヴ・アゲイン~
- 攻藤堂大司
- カウンセラーに来た社会人(26)
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- 受鈴木佳人
- 過去の事件で対人恐怖症(26)
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あらすじ
カウンセラーである兄の仕事を手伝いながら暮らす鈴木桂人は、過去の事件が元で心に深い傷を抱えていた。
ある夏の日の午後、桂人は唯一の安らぎの場である庭で、藤堂大司という男と出会う。男性的な力強さをもつ藤堂に怯えを抱きつつも、魅力的で真摯な態度に惹かれていく佳人。彼と過ごした僅かな間にも、佳人は不思議な離れがたさを感じていた。別れ際、自分に向けられた藤堂の、何かを訴えかけるような瞳に佳人の心が揺れ動き……。