表題作その指も聲(こえ)も
- 攻六道辰巳
- 人気作家、29歳
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- 受芹沢由樹
- 大学生、19歳
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あらすじ
意地っ張りで童顔の芹沢由樹は、10歳で親を亡くし、人気作家の六道辰巳に引き取られた。
いつも着物姿で優しい六道は由樹をとても可愛がり、小さかった由樹も六道と一緒の布団で眠るのが大好きだった。
六道と触れあっていると、由樹の嫌いな妖しいモノを見なくてすむから。
やがて由樹は六道への叶わない想いを心に秘めるようになり…。
ある夏の日、19歳の由樹は海辺で不思議な目に遭う。
銀髪の少年が見ている前で、謎の触手が由樹の衣服を剥き何かを探すように身体を這ってきて。
そんな由樹を龍が助けたのだ。
その日から由樹の身体は火照りが止まらず…龍神が少年に抱いた古の愛が、エロチックに滴る、ラブロマンス。
いにしえからの愛がエロチックに蘇る!?
童顔の芹沢由樹は霊媒師の血筋を引く19歳。一緒に暮らすのは29歳の六道辰矢というハンサムな作家。由樹は大学に通う傍ら六道の原稿の取り立てと家事を副業のようにこなす。2人は前世で不思議な因縁を持っていて…。