表題作赤い砂塵の彼方 【プリンスオブショコラ】ルビー小冊子付き
あらすじ
考古学を学ぶ和泉潤は、留学する途中立ち寄った中東の国アルスーリアの都市遺跡で金髪の美青年アーリィと出会い、誘われるまま一夜を共にしてしまう。
「再会したら本当の恋人になろう」―そう約束してアーリィと別れた潤は、王妃との謁見のため首都に向かうが、待っていたのは“国王夫妻、テロで死亡”のニュースだった。
呆然とする潤の元には「亡き王妃に代わって会いたい」という皇太子からの伝言が。
そしてその言葉に従い王宮を訪れた潤の前に皇太子として現れたのは、なんとアーリィで…。